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私利の心と利他の心

『経営には”利他の心”が必要である』(by会長)

愛です。ちょっと真面目な感じのスタートですが…真面目です!

さて、ご存知の方も多いと思いますがわたくしはずいぶん前に離婚して実家に子供と一緒に戻りました。そうです。会長の娘。なので会長と奥さんと一緒に暮らしています。会長は家に帰るといつも仕事の話ばかり。最初はうんざりしていましたが、最近はこのぶつぶつ独り言のような話しかけているのはあと何年かな?とか思うとぶつぶついう声がちょっとだけ、心地良くなりました(笑)…心地よくはないですが、聞く耳を持つようになりました(笑)

毎日仕事の話はもちろんですが、社員の育成についての話や色々。

もちろんしつけの話も。なので対立することもしばしば。

親と私と子供。会長からしたら孫です。しつけ方がやはり違います。

私は「お母さんから怒られるから〇〇しなさい」という言葉が正直ピンときません。正直お母さんを理由にするのは間違ってるだろう!とはっきりそう思っていました。

昨日も爺とこの事で「それは違う!お母さんから怒られるからとかじゃない!」と私もぷりぷりいう訳ですよ。

でもですね、これ、うちの爺からすると利他の心。

利他とは…自分の利益よりも他人の利益を優先する。自分を犠牲にしてまで他人の利益を優先する。

要は他人を思いやる、自分の事よりあなたの事!という感じですかね。

「お母さんに怒られるから、ご飯ちゃんと食べなさい」

これ、「怒られるからじゃない」ですよね。今の人はほとんど私と同じ考えだと思います。

でも、「お母さんさんが一生懸命作ってくれたものだから、お母さんの為にもちゃんと食べなさい」

という意味で言ってるんですねうちの爺。

言ってくれなきゃそこまで考えてたとか思いつきもしません( ゚Д゚)「また爺は”お母さん”という理由にして、自分が嫌われないとしよる…」としか思いません(笑)

利他の心…それは今多くの人に欠けている事。

ちなみに爺から言わすと「愛ちゃんたちの世代の子育てはちょっとおかしい…何か勘違いをしている。利他の心がない…誰かの為にとかそういうのがない。だから子供も自分の為にしか動かない。」

爺は利他の心を理解したうえで「お母さんから怒られるから…」というのを使います。使うそうです。。。

たまに明らかに利他の心じゃない時もありますが…

もし、あなたのまわりの方が「お母さんに怒られるから…」とかそんなニュアンスの言葉を使っている時、私みたいに真っ向から「お母さんから怒られるからじゃない!!」とプリプリならずに、「もしかして利他の心??」と思ってみてください。あと、子供たちにもそれをちゃんと説明してあげてください。

ちなみに、うちの兄(社長)には利他の心があるらしく私にはない!とズバリ言われました

ギャー!改善改善。

奥さんの会長も元気で長生きしてくださいね~たくさんの社員の成長を見守って下さい。

ちゃんちゃん